第三部 ノウハウへの自信
(平成スポーツトレーナー専門学校 セミナーレポート)
日時 2007.11.10 於:平成スポーツトレーナー専門学校 豊崎校舎 講義室
こんにちは、平成スポーツトレーナー専門学校におけるセミナーのレポートの第三回は“まとめ”編です。 ここまでのお話を聞いて、介護予防ってどんなことかというのはずいぶん理解できました。
今回は「実際に起業・開設するには?」といった話題に移っていきます。ここでは資格取得・事業所指定申請といった手続きの流れや情報とともに、平成スポーツトレーナー専門学校に新設される介護予防トレーナーコースが、起業に向けての人材育成にいかに多くのノウハウとアドバンテージを持っているかというお話がありました。
例に挙がった施設でも、前回述べたように機能訓練の成果や利用者の動向などの詳細なデータを蓄積し続けていて、それらは情報資産として新たなノウハウ蓄積に活用されていきます。
また、平成スポーツトレーナー専門学校は口腔機能と全身の健康との関連に着目していて、大学の研究機関などとも連携して得たノウハウを学習内容に反映させているとのこと。
なるほど、トレーナーの技術を介護に応用する、といった感じがしますね。
そして開業までのステップに関しても学習内容に組み込まれており、介護予防トレーナーコースでは介護技術だけではなく事業のマネジメント能力までも視野にいれた教育を行うということで、技術の習得から事業の立ち上げまでを行える人材を育成する準備ができているということです。
職業としての介護予防をこれから発達させていく、そのさきがけとなるというわけで平成スポーツトレーナー専門学校は新設コースの第一期生からトップクラスの人材を育成し即座に現場へと送りだせるのだという岡田先生の意気込みはたいへん心強いものでした。
また、岡田先生は「若い人が魅力を感じて続けていけるような充実した介護職のありかたを模索する必要がある」と、近年の若者層の離職の多さも気にかけておられました。
団塊世代の人たちが高齢者となるころにはその数は3,700万人を超えるといわれます。
若い世代が介護や介護予防の職業に意欲を持ってほしいのは社会の切実な願いでもあるのですね。
この分野に関心はあっても知識はほとんどない状態でセミナーに参加したのですが、強く引き込まれる内容のお話で、方針と手段が非常に明確だという印象を受けました。
高齢化社会と介護の市場という現実に対して、今の介護事業のサービス傾向を分析(マーケティング)のうえ問題提起し、より良い介護環境の実現めざすとともに、柔整師さんやトレーナーさんが介護の分野で能力を発揮できるようなアイデアも提案していこうという姿勢ですね。
ともあれ、誰しもいつかは老いるもの。若いうちから高齢化についていろいろと知っておくのも有益ですから、今後は介護予防についても自然と自分のアンテナを張る気持ちになりました。
この日の参加者は主に柔整師の先生方でしたが、これから進学や就職をする若い人にもとても参考になるセミナーだったと思います。
最後に率直な感想を述べますと、岡田先生の明晰なお話ぶりからはスポーツトレーナーという職能と高齢社会との意義深い関わりを追求するという自信のほどが強く伝わってきたということです。またこのようなセミナーがあれば是非参加したいと思います。
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